研究トピックス
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研究トピックス

2026年


  • お知らせ 2026年9月17日:松浦 良史研究員が第10回FCCAシンポジウム・グライコサイエンス若手フォーラム2026で「若手の会 最優秀講演賞」を受賞しました。

  • お知らせ 2026年8月1日:中村 皓毅研究員の論文がOrganic & Biomolecular Chemistryに掲載されました。


  • お知らせ 2026年4月1日:増井 悠研究員の論文がOrganic Lettersに掲載されました。


  • お知らせ 2026年3月27日:高橋 一光研究員が理研栄峰賞を受賞しました。
  • 高橋 一光研究員 理研栄峰賞受賞
    2026年3月9日に高橋 一光研究員が理研栄峰賞を受賞し、賞状を授与されました。
    理研栄峰賞は、理化学研究所で優れた研究開発業績をあげた研究員に授与されます。

  • お知らせ 2026年1月7日:柴田 真太郎研究員の論文がOrganic & Biomolecular Chemistryに掲載されました。
  • 柴田真太郎研究員の論文「Sustainable purification-free synthesis of N–H ketimines by solid acid catalysis」がNature CommunicationsのEditors’ Highlights (Organic chemistry and chemical biology 分野)に選出されました。
    Editors’ Highlightsでは特定の分野で最近発表された論文の中で最も優れた論文50件を紹介しています。
    本研究で合成可能な生成物とその要点。
    図 本研究で合成可能な生成物とその要点。
    有用な鍵中間体である N–H ケチミン を、固体酸触媒(cat. Solid acid) を用いて合成できることを示しています。
    さらに、得られた N–H ケチミンから、さまざまな有用化合物へと変換可能であり、無溶媒(neat)条件での反応も利用できます。

2025年


  • お知らせ 2025年12月25日:高橋 一光研究員が日本プロセス化学会2025ウインターシンポジウムでJSPC優秀賞受賞講演を行いました。また、JSPC優秀賞授賞式が行われました。
  • 高橋 一光研究員 JSPC優秀賞受賞
    2025年12月5日に開催された「日本プロセス化学会2025ウインターシンポジウム」にて高橋 一光研究員のJSPC優秀賞(日本プロセス化学会2025サマーシンポジウム)の受賞式が行われ、賞状を授与されました。

  • プレスリリース 2025年12月10日:「簡便・精製不要・スケールアップ可能なN–Hケチミン合成プロセスの確立」 
    柴田 真太郎研究員(PDF)2026年1月7日 更新
  • 概要
     公益財団法人乙卯研究所の柴田真太郎研究員と東京農業大学生命科学部の尾中篤教授の研究グループは、従来の手法では合成が難しく十分に利用されてこなかった「窒素上無保護ケチミン(N–Hケチミン)」の新しい合成法を開発しました。この手法は、N–Hケチミンを簡便・安価・低環境負荷で合成でき、さらに大量合成にも適している点が特長です。
    柴田研究員は、無機固体酸触媒(粉末状の酸性物質)とヘキサメチルジシラザン(HMDS)を組み合わせることで、従来困難であった多様なケトンから、カラム精製のような煩雑な操作を一切伴わず、濾過・濃縮のみで高純度N–Hケチミンを取得できることを実証しました。さらに、得られたN–Hケチミンを同一の容器内でそのまま反応させることで、窒素上保護ケチミン(N–Rケチミン)、α-アミノニトリル、ヒダントイン化合物など、医薬・材料分野で重要な誘導体へワンポットで効率的に変換できることも見出しました。
    本研究は、「使いたくても簡単に使えなかった」有用中間体であるN–Hケチミンの取り扱いを大幅に容易にし、多様な分野での応用を可能にする合成基盤となり得るものです。また、グリーンケミストリーに基づくサステナブルな合成プロセスの構築や、有機材料開発の進展、新規触媒設計、医薬品合成法の革新にも貢献することが期待されます。
    本研究成果は国際学術誌Nature Communicationsに掲載されています。
  • プレスリリース2025年3月29日:「パラジウム触媒反応の基質拡大」 田中 耕作三世研究員(PDF)
  • 概要
     公益財団法人 乙卯研究所の田中 耕作三世研究員は、パラジウム触媒が反応できる基質の適用拡大に成功しました。
    パラジウム触媒はその有用性により、創薬の現場などで利用される信頼性の高い触媒です。しかし、反応する際は、反応性の高い脱離基を起点とすることが基本であり、それが得られる生成物の幅を狭めていました。
    田中研究員はパラジウムに対して光照射することで生じる「光励起パラジウム種」が有する反応性の高さに着目し、従来パラジウム触媒が反応しないとされてきたケトンと反応し、反応活性種である「ケチルラジカル」の生成に成功しました。生じたケチルラジカルはオレフィンとの反応を経由し、パラジウム触媒特有の反応に展開が可能です。このパラジウム触媒特有の反応は、途中で生じるラジカルの級数によって、還元的カップリング生成物もしくはHeckタイプのカップリング生成物へと変化する結果が得られています。
    また詳細な反応機構解析により、従来のケチルラジカル発生法とは異なる性質を有することも明らかにしました。
    本研究成果は2024年3月25日公開のACS catalysis誌にオンライン掲載されました。
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